紅玉とスターフルーツとへべすでジャム
もうリンゴの季節ですね。
勤め先の売り場には早生ふじ、ジョナゴールド、秋映りんご、ときりんご、と
様々なリンゴが「我こそは」と、輝きを放っています。
そんな中、一際真っ赤(というかどす黒い赤さ)で注目を集めるのが、
紅玉(こうぎょく)です。
このりんご、何を隠そう、甘みもあるけど酸味の強いリンゴでして、
料理に使うと絶品の品種。
先日つくったかぼちゃのジャムも最近ちょうど切れていたので、
今度は紅玉のジャムをつくろうと思い、4玉入り398円のものを購入しました。
でも、ただの紅玉のジャムじゃつまらないと思い↓
Ta-Dah!(じゃん!という意味です、、。)
これが何だかご存知でしょうか。
たまたまあるスーパーで見つけた沖縄県産の「スターフルーツ」でございます。
これがまたおもしろい果物でして、
まず見た目が名前の通り「星」!
そのまま縦にスライスしてサラダに入れたりして食べても可愛くて楽しいですね。
実際食べてみると、きゅうりに甘みを足したような感じでして、なんとも変わっている。
そんな変り種のフルーツ、ジャムにもできるとパッケージに表記されていたので
今回、紅玉とスターフルーツのジャムを作ってみることにしました。果たしてどんな味になるのやらー。
そしてそして、「ただのレモン汁じゃつまらねぇ!」と心の中でひっそりと思い、
今回ジャム作りに使用したのがこれ。
その名も「へべす」でございます。
同梱されていた資料を見ると、宮崎・日向生まれの酢ミカンだそうで、
名前の由来は平兵衛(ひらべえ?)さんという方が、これを庭で栽培していたからだそう。なるほどー。(?)
果汁だけでなく、果皮も薬味として利用できるそうで、どんな食品とも合う天然調味料なところが売り。
今回はジャムなので、果汁だけ搾って使わせていただくことにしました。(果皮ごめん。、)
これ、搾ってみるとわかるのですが、ほんとミカンの香り!
レモンとはまた違うジャパニーズ的な良さがありました。
そんなこんなで面白いジャムになりそうですね!(おそらく)
↓↓↓↓
–今回の材料-------------------------------------------------------—-
・紅玉 4玉
(今回購入したものは合計750g。皮と芯を取り除くと450gになった。)←切り方が下手
・スターフルーツ 1玉(150g。皮をむいて種を取り除くと100gになった。)
・グラニュー糖 330g(紅玉とスターフルーツの重量の60%としました。)
・へべす汁 大さじ2(1玉分)
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① リンゴは全て皮を剥き、いちょう切りにします。
スターフルーツも(カクカクしてて、めんどくさいけど、落ち着いて)皮を剥き、薄めにスライス。
へべすは搾るだけ。
② ①のものを全て深めの鍋に入れ、砂糖を入れ、鍋をゆすって全体にからむようにします。
そのあと中火で煮込みます。
りんごとスターフルーツの水分が出てくるまでは、蓋をななめにしてかぶせました。
③ あとはちょくちょくかき混ぜながら、煮詰めるだけです。
果実を潰しても良いのですが、実を食べている感じの方が好きなので、そのままにしました。
楽チン。
出来上がりがこちら。
かわいいですね。
作っている間も、りんごの香りはふわぁっとキッチンに広がり、ありがたやありがたや(?)なのですが、
ほんのりとミカンの香りもあって、なんだかとても幸せでした。
たまにはレモンじゃなくて、こういう国産かんきつを使ってみてもいいですね。
味はばっちり!酸味が効いた美味しいリンゴジャムでした。(スターフルーツの味は・・・)
でも!
スターフルーツの果実を口に入れると、ちゃんと存在を確かめられました。
どこかのホームページにも書いていましたが、びわ?みたいなテイストになりました。
もともと生で試食したとき、他の食材の味の邪魔をしないような感じだったので、
今回も堂々と主張してくるのではなく、ひっそりと「ココにいるよ。」と控えめに教えてくれるような感じがまたイイです。
思ったより量はできなかったものの、最近は毎日勉強と仕事ばかりだったので、
良い気分転換にもなりました。
ではまた。