やまもとひろきのおもいで貯蓄。

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ひとつの命が終わったら。 / When a life is over

   

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どうもです。
昨夜は12時前に家に戻りそのまますぐ就寝したのですが、翌朝違和感がありました。
いつも「Good morning」と必ず言ってくれるルームメイトが、何も言わず家を出たのでした。
そして、いつも床で寝ている犬のチェットが、いない。
そして先ほど帰宅したルームメイトからチェットが亡くなったことを聞きました。
「チェットはどこ?」と聞くと、彼は泣いてしまって、ぼくはなんだかすごく申し訳ない気持ちになって、
ただ彼の肩を抱いたのでした。こういうときっていつも自分にできることがわからなくて、ただただ無力で。
情けないな、と思います。
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元々11ヶ月前にぼくがこの家に来たときから、チェットはとっても年齢を重ねていて、足も引きずって歩いていました。
それでも最近は、高めの薬を買って症状が次第に良くなっていたところでした。少しずつチェットが元気になっていく様子を見て、ルームメイトもすごく嬉しそうな顔をしていました。それを今思い出すと泣けてしまうのですが、すごく愛していたんだな、と思います。
結局ぼくは11ヶ月いっしょに暮らしてきた犬の最期を看取れず、飼い主を励ますこともできず、今こうして淡々とブログを書いているわけなのですが、改めて「愛」とか「死」について考えています。
ひとつの命が昨夜終わって、またどこかで新しい命が芽生えて、花開いて。
こうやって人間は悲しみを背負って強くなって、弱さも知るのですね。
でもチェットは、泣いてくれる人がいて幸せな生涯だっんだろうな、と思いました。
ぼくの言うことなんて一つも聞いてくれなかったのに、やっぱり飼い主には忠実で。彼とチェットの想い出は限りなくきっとあって、ぼくなんかが割り込める隙もないのだけれど、何か彼の気持ちを少しでも明るくさせることができたらな、と今勝手に思ったりしています。
チェット、どうか彼を天国から見守っていてください。
でも、頼まれなくても、きっと見守っていてくれているのでしょうね。
ご冥福をお祈りします。
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 - かんがえ。