2日目のことと3日目に撮った近所の風景を。
バンクーバーに到着して、早くも3日目です。
今は雨がざあざあ降っています。
冬季は雨ばかりだそうで、まだ外は肌寒いので黒のPコートを愛用しています。(もう4月だけど)
現在、街中で桜が咲いているのですが、バンクーバーの桜はぼくが日本で見てきたものとはまた違うようです。
今回は今日、家の周りで撮った写真を載せます。
到着日の翌日のことを書きます。
朝からダウンタウンにあるエージェントのオフィスでオリエンテーションがあるということで、
バスに乗って向かったのですが、どこで降りれば良いか分からず適当な場所で降りてみたら見事に迷いました!!
余裕をもって家を出たのでフラフラと迷っていたのですが、
それから約束の時間が迫るにつれてさすがのぼくもじわじわと焦ります。
なぜか来週から行く学校が見つかってしまい、「行きたいのはここじゃねぇよ」とプンプン。
地図が読めない典型的なダメ人間が永遠と地図とにらめっこしていると見知らぬおじさんが「おい、君大丈夫か?」と聞いてくれて、
「これはあっちじゃないか?」と教えてくれました。おじさんが持っている地図までくれようとして、親切すぎました。
「サンキュー!」と言いました。
そしてその方向に行ってもまだ迷うので地図を見ながら走っていると、
また違うおじさんが声をかけてくれ、「これはあっちじゃないか?」とまた教えてもらいました。
「サンキュベリマッチ!」と言いました。
そしてそして結局まだ迷うので、バスを待っていたおじいさんに焦りながら「ここに行きたいんですけどッ!!!!」と言うと、
「あの通りにあるのは間違いないから見てみてくれ。」と丁寧に教えていただき、どうにか時間ギリギリに辿り着きました。
「サンキュソーソーマッチッッッッ!」と言いました。
それから同じ日に到着したある意味同期とも呼べる大切な二人と(しもちゃん(女)とゆーじ(男)。二人とも年下。)
銀行口座を開設しに行きました。
その帰りには近くのお店でフィッシュ&チップスをテイクアウトしたのですが、美味しくなかったです。全然美味しくなかったです。
その後、無事にオリエンテーションも終わり、まず携帯を契約しに行きました。
ニュージーランドで買ったSIMフリーのiPhone3GSがあるので、プリペイドカードを買えばいいや、と思っていたのですが、
カナダではプリペイドよりも契約のほうがいいみたいで、結局月額$39のものを契約しました。
それでも本体は買わずSIMカードを買うだけになったので、$10で済みました。SIMフリー万歳!助かります。
それからエージェントのお姉さんに教えてもらった
ダウンタウンにあるアジアンスーパーマーケットに行ってみました。(迷わずに!)
初めてのカナダのスーパーマーケットに「あぁ、外国だなぁ。」と思いました。
商品が、ドガッ、と積まれ、レジにはベルトコンベアーがあって、商品を袋に詰める役の人がいて。
結局、手持ちのお金が70ドルしかないので(これじゃ生きられないほど極貧ですが)、
りんご1つ(Gala apple)とカットサラダを買いました。
そうして帰りのバス停も見つからず、ムスッ!として歩いていると、
ちょうどエージェントのお姉さんとすれ違って声をかけてくれ、わざわざバス停まで案内してくださいました。
その親切さから、この方は神かと思いました。本当にありがとうございました。
(近所。バンクーバーは坂ばかりです。)
バスに乗り込み、運転手さんに「ぼくの家がここなので、ここらへんに来たら教えてもらえませんか?」と
おどおどしながら尋ねると、「Are you Japanese?」と聞かれたので、そうだと答えると、
運転手のおじちゃんが日本語をペラペラ喋りだすので驚き。
1年間大阪と東京で暮らしていたそうで、日本人の奥さんもいらっしゃるそうで、居酒屋が好きなとても気さくな人でした。
道に迷って半べそ状態の自分にとっては、こういう人の存在が本当に有難かったです。
そうして家にようやく戻って、ご飯を炊いて
お昼に残したフィッシュ&チップス(美味しくない)を孤独感とともにたいらげました。
2日目はたくさんの優しい人に出合い、助けられた日となりました。
3日目の今日は時差のせいか疲れていたのか朝の9時ごろに起きて、それから
リチャードがウォルマートなどに行くので一緒に連れて行ってもらいました。
お金がないのであまり今は買えないのですが、
買い物をしないと死んでしまうので、購入! 残金ほぼ$4となりました。死んじゃいますね。
それでもルームメイトのリチャードが「この醤油とかハチミツ使わないから使っていいよ。」と
とても優しいので、なんとか食べていけております。
道が複雑でぜんぜん分からないし、孤独感ももちろんあるのですが、
どの国にも優しい人がいて助け合える場があるのだと思うと、
まだまだ頑張れそうです。
ではまた。