CHANEL N°5
数ヶ月前にココ・シャネルの本を読みまして。
恥ずかしながらブランドものにあまり興味のない自分でも安易に「シャネルすごい!」となりまして。
シャネルの生き方って、やっぱりカッコイイもんです。
それからすぐにシャネルの公式ツイッターみたいなものをフォロー。
いろいろと最近のシャネルの情報を入手していました。
そんな中、先日(といっても大分前に)シャネルNo.5のの歴史ムービーみたいなものを発見しまして。
これがまたいいつくりで非常にオモシロイのです。
そもそもNo.5が発売されたのは、シャネルが38歳のとき。1921年だったそうで、
この香水の登場は当時以下の理由で革命的だったそう。
①名前は、従来の文学的な長い名前ではなく無機質な数字
②ビンはシンプルな薬ビン
③包装も無地でただ黒で品名のみ
臭い隠しではなく、清潔さを求めたシャネルならではの作品だったみたいです。
そしてNo.5とくれば、マリリン・モンロー。
記者「夜、何を着て寝ますか?」
モンロー「シャネルのNo.5。」
これでNo.5の人気を不動のものにしたそうです。
手元の本によると、服を「着る」も、香水を「つける」も英語ではwearを使うので、とてもウィットに富んだ返答だともいえるそうで、さすがモンローといったところ。
ちなみに日本人にとっての初めてのシャネル体験も、このシャネルNo.5だったそう。
敗戦直後の銀座4丁目にあった米軍専用のデパートに置かれたみたいです。
そんなに前からあったんですね。
今では香水に興味のない人間でも、誰でもその名前を知っているのですから、本当にすごいと思うのです。
あと「香水はどこにつけるべきですか?」という質問に対してシャネルは
「あなたがキスしてもらいたいところ。」と答えたそうです。
「自分ならどこだろう」と考えてみたものの、
26のゲイのおっさんがそんなことを考えているんだから、この文を書きながら
「世も末だな」と思うと同時に(世の中の皆さんごめんなさい。)
自分で自分を「気持ち悪っ」と思いました。
男だけどシャネルの美しさが似合うようになりたいと思う晴れた朝の駄文でした。
ではまた。