後楽園 / 紅葉 (写真多め)
今年も大好きな後楽園で紅葉を見てきた。
上の写真の木は後楽園のすぐ外にあるのだけれど、堂々としたその秋色で暖かく出迎えてくれた。
水面に映る紅葉が美しいと思った。
訪れたのが16時ごろだったので、日が当たっているうちにいいものを撮ろうと、
いつもきれいに写真が撮れるスポットにすぐさま向かったのだけど、行ってみると・・・
燃えるように輝いていた。
太陽の光が一部の木々に当たっており、これは非常に美しいものがあった。
紅葉ってこんなに燃えるものなのか、と。
もともと美しいものがさらに美しいのだから感動。いや、感嘆とした。
こちらは後楽園に棲みついているネコ様。
フォトジェニック。
撮っているのを気付かれた瞬間。
ごめんなさい笑
去り際もイケメンだった。
ありがと。
枯れたような葉もたくさんあったのだけど、そのどれもが
いい色をしていた。枯れ色のグラデーションというのも美しい。
またそれぞれ上の写真みたいにシミがあって、そのシミすら美の一部なんだなぁ、と考えると、
人間も葉も同じだと思った。シミがあっても美しい人間になりたいものです。
赤と緑は補色なので、一段と映える紅葉。
まるでオーケストラのような煌びやかさと壮大さが在った。
あったかい気持ちになれる一枚。
陽をたくさん浴びて木も気持ちがいいのだろう。
今まであまり気に留めなかったのだけれど、
太い幹のそばというのは、いわば別世界だと思った。
安定感というか、強いものに守られているような。
落ち着く空間だった。
足を止め、上をゆっくり見上げ、空と木々を見つめた。
最後はぼくのお気に入りのスポット。
まるで魔法の国の入り口。
この場所の自然のグラデーションがたまらなく好きだ。
こんなにゆっくりした時間が流れた休日はここ3ヶ月ほどなかったように思うので、
とてもリラックスできた。
岡山に生まれて良かった。
ではまた。