後楽園・雨の後
岡山に生まれて良かったと思うことのひとつに、後楽園がある。
今年も紅葉が見ごろを迎えた。
簡単に写真で振り返る。
後楽園の何がいいかって言えば、やっぱり静寂の中の美しさがずば抜けているように感じること。
すべてが計算されていて、
そこにある木までも、それに従って成長しているかのような印象を受ける。
木も生きてるんだ、ってよく思わされる。
柿がたわわに実っていた。富有柿かな。
舞い降る星のようなもみじ。躍動感があった。
あとで気付いたのだが、あまり全体像を撮っていなかった笑
紅葉のアップばかり。。、
赤にもいろいろある。赤のグラデーション。
茶畑のそばにもみじの木が密集していて、そこで撮る写真は格別だった。
よく見ると鳩がいます。うまくはまってくれた。
落ち葉としても一流。苔の緑によく赤が映えていた。
こちらはイチョウ。後楽園には大きい大きいイチョウの木があり、
その足元にはイチョウの落ち葉でいっぱいだった。
一面黄色だった。
おもしろかったのが、これ。
川に浮かんで、両脇の水車(?)が回って、音を奏でる。カン・・カン・・・みたいな。
風流で趣のあるアイディアだと思い感心した。
最後は、寒椿。
雨に濡れた後だったので、水滴が輝いている。
このまま永遠に留めておきたい芸術化された花に見えた。
また来年。