備中高梁 / 祖父母の葡萄 / 大事な時間
土・日と連休をいただいて、母の実家、岡山県高梁市にある備中町に親戚の人たちと一緒にいってきました。
上のススキは、祖父母の家の近くで撮影。秋ですねー。
約2時間かかって、無事到着。最初に目に飛び込んできたのは、防火水槽に浮かぶ一輪のハスの花だった。
雨に濡れると一段と美しいですね。
それから、久しぶりに祖父母に会い、少し遅い敬老の日のプレゼントを渡した。(クッションタイプのマッサージ機にした)、
そのあと皆で夜ご飯を食べた。焼肉なり。
うちのおばあちゃんはさすが田舎のおばあちゃんだけあって、
次々と食べきれない量のものを勧めてくるので、それを受け流すのが大変なんだけど、
それがやっぱり嬉しかったり。
あと、「かぞくみんなでごはん」ってやっぱりいいなぁ、って思った。
もちろん自宅でも母や父と食べるのだけど、祖父母や親戚の人と食べるご飯はまた特別。
すごく美味しかった。
その後、日ごろ仕事の忙しさを理由に手をなかなかつけられていなかったお勉強をしたり、
寝る前は布団にもぐって本を読んだりと、久々にちゃんと呼吸ができているように感じられた。
田舎の良さだなぁ、と改めて思う。
ぐっすりと眠った。
次の日の朝は6時ぐらいに起き(休みでも早起きなのは、きっとぼくの仕事のせい泣)、
さっそく今回の目的である葡萄の箱折りをした。
そう、何を隠そう我がおじいちゃんおばあちゃん、ぶどう農家なのです。
朝ごはんを挟み、2,3時間で上の写真ぐらいは折ることができた。
やっぱりみんなでやると早い早い。あっという間だった。
箱折りが終わったあとは自由な時間があったので、まずおじいちゃんの選果作業を見せてもらった。
大きなテーブルにたくさんのぶどうが並び、ひとつひとつ重さを量り、丁寧に梱包していた。
部屋の中、とてもいい香りが広がっていた。
子どもの頃から嗅いでいた香り。
おじいちゃん(イケメン)の手とぶどう。
いつもご苦労様。
選果作業を見守った(邪魔した)後、近くのぶどう畑を見学しに行くことにした。
ほんと近いので、森の中を歩いていく。
空気がやっぱり美味しかった。たくさん吸って歩幅も大きくなった。
家のすぐ傍に無人の寺もある。
よくここで修行した。(昇り降りの)
そして到着。ピオーネ畑。
周りに電流が流れる装置があったから、おそるおそる中に入ったが、
電流は流れていなかったそうで、何だか損した気分になった。
じゃん。祖父母自慢のニューピオーネでございまする。
もういっちょ。
美しいですね。
そして今年から新しく数種類の品種を作り始めたそうで、こちらがそのひとつ。
「マニキュア・フィンガー」。
指の形に似ているからたぶんこの名前だと思うんだけど、
個人的には若い女性の張りのある乳房のような美しさを想像しました。
皮ごと食べられるそうで、美味しかった!
こちらは岡山で大人気の種無し・皮ごと食べられる「瀬戸ジャイアンツ」。
作り始めて1年経たないので、まだまだ小粒だそう。
来年以降が楽しみ!
そしてこちらが近年人気上昇中の「オーロラ・ブラック」。
ピオーネと味は一緒のような感じなのだけど、実の張りがもっと硬くて、ぶどうに歯ごたえを求める方は
こちらが個人的にお勧め。
一粒一粒が宝石のように美しいですね。
ぶどう畑の傍に咲く花々を摘むおばあちゃん。
この後、花にたかる青虫を素手で殺していくシーンがあり、
さすが我が祖母・・・!!!と思ったりした。
アゲハチョウもこんにちは。
たくさんマリーゴールドが咲いていた。
マリーゴールドといえば、やっぱりこの燃えるような色合いが僕の中でほんとに輝いて見えるのだけど、
マクロ写真を撮って、やっぱりそう思った。
本当に燃えるような輝きを見せ咲き誇っている様は見ていて気持ちがいい。
名前忘れたけど、花が先に咲いて、葉が後で出てくる花だそう。
怖い。
更に怖かったのが、このツルムラサキ。
お化けのように巨大化していた。ほんとにこんな栽培方法なのだろうか、。、
その後、みんなで昼食におでんを食べて、あっという間にお別れの時間。
毎回おばあちゃんのおでんは卵が爆発しているのだけど、それがまた美味しい(?)。
おじいちゃん、おばあちゃん、
これからも元気でね。
いつもありがと。
※つづく。