秋の生け花展へ。 / Ikebana Fall Show Oakridge Auditorium
どうもです。
今週末はリッチモンド市のオークリッジセンターというところの講堂で行われた生け花展に行ってきました。
午後3時から生け花のデモンストレーションが行われるということでそれに合わせて出かけたのですが、
着いたらもう始まっていました。
上の写真の女性が写真の左から順番に作品を作り上げていました。
「へー!」とか「ほー!」とか言っているうちにすぐに終わりました。
そのデモンストレーションの横で実況をしていた方。
言っていることの半分くらいしか理解できなかったので、なんだか残念でした。
デモンストレーションが終わった後は、講堂内に展示されている作品を眺めていきました。
(たぶんバンクーバーにいくつかある生け花学校の生徒さんたちの作品)
周りはさすがにお年を召した上品そうなおばさまばかりで、なんだか自分が場違いな気がしていましたが、
気にせずガツガツいきました。
ちょっと暇そうなヴィニー。柱で遊び始めました。
ぼくは今まで生け花に興味はあったものの、こうやってまじまじと見るのは初めてだったので、
とても新鮮でした。
花を生けるだけじゃないんだな、と。
これなんてもはや花よりも飾りが目立っていますが。
こういうのも生け花なんですね。
シンプルだけど、力強いですよね。
こちらは幅をとらず、一直線にすべてが整っていて洗練されたイメージがありました。
カラーバランスがいいですよね。黄色と黄緑。
いろいろなものを見ていて思ったのですが、器もすごく大事になるんだなぁと気付きました。
こちらはダイナミックな印象を受けました。
こういうのを家に飾れるようになりたいと思いました。
下部のところ、わかりますか?
ザクロがひとつと、バターナッツかぼちゃです。
生け花、これだけ見るともう何でもありのような気さえしてしまいますが、きっと何かルールがあるのでしょうね。
花にそこまで詳しくないので、自分なりに「これはきっとこの花だろう」と想像しながら見ていたのですが、
もっと花の知識があればもっと楽しめたのでしょうね。
ということで、最終的にはヴィニーさんも生け花を楽しんだようで。
日本のものがこうして世界中で受け入れられているのは自分に関係ないことでも
なんだか嬉しいものです。
ぼくもこういう芸術的なものに今後もっともっと触れていたいなぁ、と思いました。
よい時間を過ごせました。
ではまた。